ハイヤーとタクシーの違いや最適な利用シーン

タクシーを身近な乗り物と考えている方は、少なくないでしょう。駅などの乗り場へ行けば気軽に使えますし、運賃も手頃で短距離の移動にも適しています。一方のハイヤーは、高級な乗り物であって、自分たちには程遠いというイメージが強いかもしれません。確かに間違いではありませんが、ハイヤーは決して縁遠いものでもないのです。ただし、タクシーとは異なる部分も多いうえ、利用に適しているシーンも異なっています。

特に大きな違いとなっているのが料金体系と計算方法です。タクシーの場合、基本となる初乗り運賃が定められており、それに加えて乗車時間と乗車距離によって最終的な料金が決まります。短距離または短時間の乗車であれば初乗り運賃内に収まるケースもありますが、反対に利用時間や距離が大きいほど運賃は高額になります。対するハイヤーですが、営業所を出庫してから再入庫するまでが料金の対象になっています。料金の計算方法は乗車した時間などによって変わりますが、ハイヤー会社それぞれで変わる場合もあるので注意しましょう。

なお、契約の種別も少し特殊になっており、主にスポット契約と月極や長期契約の2種類に分けられます。ハイヤーのスポット契約は、1日や数時間単位などこまめに指定できるのが特徴です。月極や長期契約は文字通り長期間の利用が前提です。タクシーを毎日使用するよりも、月極や長期契約のほうが、1日あたりの料金が安くなる会社もあります。このため、1ヶ月単位での使用を前提にするのであれば、ハイヤーのほうが適しているといえます。

利用方法も異なっています。私たちにとって身近なタクシーは、基本的に予約は必要ありません。街中で空車を止めればすぐ乗れます。または電話で配車依頼をすることで、指定の場所まで来てもらえます。基本的には事前に予約をせずに済むため、利便性の高さがメリットともいえるでしょう。ハイヤーについては乗車方法が違います。街中を流している車を止めたり、乗り場から乗車したりすることはできず、予約が必須となっています。その分ハードルは高いかもしれませんが、付加価値を売りにしています。

ハイヤーはサービスや接客のクオリティを強みとしており、この違いが利用に適したシーンにも関わっています。タクシーの場合、電車やバスと同じように公共輸送機関としての見方が強く、誰もが好きな時に使える移動手段と認識されています。日常の足としてはもちろん、冠婚葬祭やビジネスなど、あらゆるシーンに向いているため、普段から使用している方もたくさんいます。一方のハイヤーですが、主に富裕層やVIP、財界人といった社会的ステータスの高い方の利用も多く見られます。個別の移動手段として認識されており、使用されるシーンもVIPの送迎や接待、会社役員の移動などが主流です。

しかしVIPらだけの移動手段にとどまらず、一般個人での使用も珍しくはありません。例えば冠婚葬祭で親族や知人を送り迎えする時に使ったり、パートナーへのプロポーズや特別なデートをするときの演出にしたりと、使い方はさまざまです。こうした使用方法以外にも、アイデア次第で幅広く活用することができます。もちろんタクシーと比べて出費は増える可能性があるものの、クオリティを加味すると検討するだけの価値は十分に高いです。ちょっとした移動であればタクシーが適していますが、特別感が求められるのであれば、ハイヤーのほうが向いているでしょう。

他にもドライバーの運転スキルや使用されている車種など、こまかな違いがいくつかあります。一見似ているように思えて異なる乗り物ですので、違いを把握したうえで使い分けましょう。もしタクシーとハイヤーのどちらにするべきか迷った場合、どういったシーンで利用するのかを想定し、判断することをおすすめします。

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2021年01月25日
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